いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意-竹内 亮介-

「脱サラして起業したい」「自分でビジネスを始めてみたい」・・・先行き不透明な時代だからこそ自分で行動を起こし、お金や自由を得ようとする人は多いのではないだろうか。まったくの未経験からAmazon輸入ビジネスを成功させたR・グローバルジャパン(株)の代表取締役・竹内亮介氏から今回は、誰とでも円満な関係を築く秘訣と、人にお金を貸すと返ってこない理由について学ぼう。

第35回では、Amazonランキングを理解するための方法をお伝えしました。今回は、誰とでも円満な関係を築く秘訣と、人にお金を貸すと返ってこない理由についてお話しします。

誰とでも100%争いなく仲良くなる秘訣

私は、根本的にけんかや争いが大嫌いです。そして、できるだけ毎日平和に、誰とでも仲良く過ごしたいと常に考えています。実際のところ、私はどんな人とでもうまくやっていける自信があります。どんなに難しい人でも、仲良くなり、好かれることができるのです。余談ですが、冗談ではなく、誰にもなつかないような子どもや猫でさえ、私に寄ってくることがあるほどです。

私が仲良くなる秘訣は、価値観が人それぞれ異なることを理解し、相手の価値観を否定しないことです。自分の価値観を押し付けないことが非常に重要なのです。例えば、極端な例を挙げれば、入れ墨をしている人やタバコを吸う人、パチンコを楽しむ人に対して、「それは間違っている」といった否定的な意見を言わないように心がけます。相手は自分なりの理由があって行動しているわけですから、たとえ私の考えとは異なっていても、その人の選択を尊重するのが大切です。「パチンコなんて損するだけだからやめなよ」と言ったところで、それが真実だとしても、相手を否定すればただ嫌われるだけです。

ニートや芸人、バンドマン、美容師、サラリーマン、公務員など、人生の選択肢は無限にあります。究極的には、一生に一度の人生ですから、それぞれが自分の好きなように生きれば良いと思っています。そのため、私自身が起業して成功しているからといって、その価値観を押し付けることはしません。誰でも、自分の生き方を否定されれば不快に感じますよね。

私は「生き方はそれぞれ」であり「価値観はそれぞれ」ということを深く理解しています。そのため、あれこれと頑固に自分の意見を押し付けることはありません。こうした考えを持つことで、相手に対しても、自分自身に対しても、イライラすることがなくなります。その結果、争いが起こらず、誰とでも仲良くなれるのです。そして、相手からもまた会いたいと思われるようになります。

ただし、コンサルティングの場では別です。お金を払ってでも人生を変えたいと思って受講している方々に対しては、しっかりと変わっていただくために、時には相手を否定してでも、うまくいく思考法や価値観を強く教えます。仕事として、その人が「私のように豊かになるためには、もっとこうしたほうがいい」と厳しいことを言うこともあります。逆に「あなたのありのままでいいですよ」と言う人は、受講生にとっては安心できて喜ばれるかもしれませんが、それは詐欺師だと疑ったほうがいいでしょう。

しかし、コンサル以外の場面では、私は基本的に何も言いませんし、生き方は自由なので相手を否定することはありません。普段の人間関係でコンサルのように価値観を押し付けても、嫌われるだけです。

私が見つけた「誰とでも100%争いなく仲良くなる秘訣」は、相手の価値観を否定しないことに尽きます。歴史を振り返れば、宗教戦争や様々な争いは価値観や思想の違いから起こることが多いです。ですから、平穏でストレスフリーな毎日を送りたいのであれば、この考え方をお勧めします。

人にお金を貸すと返ってこない理由

私はこれまでに、1,100万円や3,000万円を仲間やパートナーに貸して、両方とも返ってこなかった経験があります(なお、これとは別に投資で約1億円を詐欺に遭っていますが、今回は身近な人間に裏切られたケースについてお話しします)。

一件は自己破産に至り、もう一件は裁判をしましたが、結局返金されることはありませんでした。ここで述べる「人にお金を貸すと返ってこない理由」は、根本的にはお金を借りる人は「自分でお金を生み出すことができないから、他人からお金を借りる」ということです。

信用があれば、国や金融機関から融資を受けることが可能です。しかし、自分で稼ぐ力がない人や、融資を受けられない人には、基本的には貸しても返ってこないことが多いので、貸さないほうが無難です。お金を他人から借りる人は、まずは借りる前に自己アフィリエイトや不用品の販売、Amazon輸入ビジネスなど、誰でもできる簡単な方法でお金を稼ぎ、貯めることが重要です。

私自身も、相手にお金を貸すのではなく、お金の生み出し方を教えるべきだったと反省しています。相手の人生を懸けて懇願されると、どうしてもかわいそうに思って貸してしまいますが、一度大金を手に入れると人は変わってしまうのです。

私は優しすぎるところが欠点で、何度も騙されてきました。稼ぐ力がない人にお金を貸すと返ってこない可能性が高いですし、そういう人たちが借りるという事実を忘れずに、もっと警戒して厳しく生きることが大切です。私の失敗談から、ぜひ何かを学んでいただければ幸いです。

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